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ポラリティセラピーとは

ポラリティセラピー&5エレメント 歴史&Dr.stone 身心の統合性とポラリティの4つの柱 line

ポラリティセラピーの歴史

ポラリティセラピーの歴史

1947年にランドルフ・ストーン博士(Dr. Randolph Stone)は、自身の発見の数々をまとめた最初の本を出版し、1954年までの間に7つの著作を執筆完成させました。シカゴでホリスティック療法の診療所を開業していたときに、彼はさまざまな症状の患者に対してエネルギーの面からアプローチした結果、患者がめざましい回復を遂げる姿を目の当たりにすることとなりました。ストーン博士は1960年代からポラリティセラピーを教え始めて、1974年84歳で引退をします。 ストーン博士の引退を受けて、彼の生徒の多くが研究を続け、教わったことを応用しつづけました。1984年になるころには、この研究の継続と発展のために米国ポラリティセラピー協会(the American Polarity Therapy Association)を立ち上げるべく、上級プラクティショナーのグループが集まりました。この協会の年次会議は、新しい解釈の情報交換と普及のための重要な集会となり、今日においてその果たす役割はさらに大きくなっています。

ランドルフ・ストーン博士について

ランドルフ・ストーン博士について

ポラリティセラピーの生みの親であるストーン博士は、ランドルフ・ボーシュとして、1890年オーストリアに生まれ、1898年ごろ幼くしてアメリカに移住しました。親戚がウィスコンシン州とミネソタ州にいたため、ボーシュ一家は中西部北部に落ち着くこととなりました。彼は聖書を読むことで英語を学び、10代ではアメリカ中を巡る旅をしました。

キリスト教ルーテル派の牧師になるために勉強したのち、彼は医療従事者として求道する決心をします。1920年代に入ってまもなく、オステオパシー、カイロプラクティック、自然療法の分野で最初の医師資格を取得しました。以降、学業に励み続け、マッサージや助産師など幅広い分野で資格を取得します。また、同時に彼はさまざまな種類の神秘主義など精神世界の研究に傾倒していきます。貪欲な読書家で書籍コレクターだった博士は、長年にわたり神智学協会の図書館司書まで務めていたとのことです。

博士は1920年代終盤に結婚し、氏名をランドルフ・ストーンと改めます。ところが、秘教的な道を探究しすぎるあまり妻との間に溝が深まり、子供がないまま離婚するに至りました。大の旅好きだった彼は離婚後、「効くものは効く!」というモットーを掲げながら他の文化から医学的洞察を得ることを求めて広く放浪します。

「望みのない症例」にワークする前向きさが評判を呼び、博士はシカゴで50年以上に亘り開業し続けました。彼のアプローチは世界中から取り入れたテクニックによりますます型破りとなり、「望みなし」とされていた患者たちにもたびたび効果をもたらしました。

1940年代になるとストーン博士は、インドを発祥の地として、世界中で瞑想を教えるアシュラムに属し、ほぼ40年間にわたり、瞑想修行者としての道を絶え間なく歩み続けるあいだ、彼は頻繁にインドを訪れ、内なる知識を研究、発展させていきました。

1940年代終盤までには、博士のもとに集まった知識がひとつのセラピーへと統合されていきます。ストーン博士は1947年に発表された最初の著作『エナジー』の中で、原子構造や磁気関係に見られるような引力と反発作用の極化した場が、健康も含め全ての身体現象を決定づけるものの根底にある、という概念を提言しています。一連の7著作とそれに続く冊子は、すべて実用的なエナジーのテーマを詳説し、具体的な適用方法を豊富に紹介しています。

1950年代中盤、博士は自らの理念について医学界の関心を得るべく務めました。無料で講演し、雑誌に記事を投稿し、同僚をつかまえては繰り返し対話を試みましたが、当時の医学界では麻酔と外科医学が急速に台頭していたために、努力は大失敗に終わってしまいます。

1960年代、すでに70代半ばだったストーン博士は初めて人々の関心を集めます。―関心を寄せたのは同僚ではなく、健康を追求している若者たちでした。若者たちは、彼が科学と精神世界を組み合わせることをさほど不快とは思いませんでした。カリフォルニア州で何度も開催されたセミナーの中で、彼は精力的にホリスティックな健康について説くことで、ポラリティセラピーの種子はついに次世代に受継がれるに十分な土壌を得るにいたりました。そして、ストーン博士は1974年に84歳で引退をします。その後、インドへ移り、瞑想の共同体の中に暮らし、公共の診療所で無償奉仕を行いました。博士は徐々に公から身を引き、1981年12月、老衰のため91歳で平安のうちにこの世から旅立ちました。